褐色円星病
越冬葉層を形成する「秋期の防除」が重要です。
- 樹勢不良園で発病多いため、更新などによる樹勢回復が発生を抑えるポイントとなります。
- 越冬葉層を形成する秋期の防除が重要です。
萌芽~1葉期と3~4葉期の2回散布で炭疽病と同時防除しましょう。
発病の多い園では出開期から硬化した成葉期にも追加散布が必要です。
発病条件と被害
- 落葉・樹勢低下を引き起こす。
- 多雨・多湿条件で葉裏の気孔から感染。初め緑斑症状を生じ、褐色円星症状に進展。
- 潜伏期間が約1ヶ月と長く、新葉を主体に硬化した成葉にも感染。
耕種的防除
- 多発園では深刈り、中切り等により伝染源の除去と樹勢の回復を図る。
防除時期と注意点
- 一・二・三番茶/萌芽~1葉期 ◇ 秋芽/萌芽~3葉期