チャノホソガ(ホソガ)
品質への影響が大きいため、1葉期頃に産卵・幼虫の葉潜りが多く見られる園では直ちに防除しましょう。
- 2~3葉期以降に産卵がみられ10日以内に摘採予定の園では、被害は回避できるため防除の必要はありません。
生態と被害
- 年6~7回、新芽の生育時期に発生。
- 新葉に産卵し、葉潜り、葉縁食害後、4齢以降三角巻葉し、その中で加害。三角巻葉内虫糞により、品質を著しく低下させる。
- 幼木園や中・台切園は、産卵加害に適する若葉が長い期間存在するため、被害が発生しやすい。
防除時期と注意点
- 二・三番茶/萌芽~1葉期 ◇ 秋芽生育期(8月下旬~9月上旬)
- 薬剤抵抗性を考慮し、同一系統の薬剤の使用は年1回とする。
- 葉裏への産卵、葉潜りの有無を確認してから散布すると効果的。