![ダコニール1000登録あり](https://dacocha-kagoshima.com/wp-content/uploads/2020/03/daco-logo.jpg)
炭疽病
![炭疽病 初期症状](https://dacocha-kagoshima.com/wp-content/uploads/2020/02/tanso1-1.jpg)
![炭疽病 症状2](https://dacocha-kagoshima.com/wp-content/uploads/2020/02/tanso1-2.jpg)
![炭疽病 症状3](https://dacocha-kagoshima.com/wp-content/uploads/2020/02/tanso1-3.jpg)
![ワンポイントアドバイス](https://dacocha-kagoshima.com/wp-content/uploads/2020/02/one-point2.png)
炭素炭疽病は茶の最重要病害。
新芽生育期に降雨が続くと多発します。
- やぶきた園、伝染源病葉の多い園、梅雨期に茶芽が生育する地域では特に注意しましょう。
- 二・三番茶の摘採残葉発病も多発すると、慢性的に樹勢に影響。更にその後の茶期も減収。
![](https://dacocha-kagoshima.com/wp-content/uploads/2020/02/tanso2-1.jpg)
![](https://dacocha-kagoshima.com/wp-content/uploads/2020/02/tanso2-2.jpg)
![](https://dacocha-kagoshima.com/wp-content/uploads/2020/02/tanso2-3.jpg)
秋芽の発病は「1㎥当りの発病葉100枚で1%の減収」を引き起こします。
静岡茶試では二番茶残葉での炭疽病の要防除水準は100枚/㎡としています。
![ワンポイントアドバイス](https://dacocha-kagoshima.com/wp-content/uploads/2020/02/one-point1.png)
重要なのは摘採、整枝後に残る葉を守ることです。
![二番茶・摘採する三番茶](https://dacocha-kagoshima.com/wp-content/uploads/2020/02/tanso-zu_01.jpg)
![重要病害は炭疽病。炭疽病は主に上位3枚位に感染し、14〜20日で発病。つまり上位葉は炭疽病に感染しても、発病する前に摘採されてしまうため問題なし。「守るべきは下位1葉」防除適期は萌芽期〜1葉期。下位葉をしっかり守るには長い残効性が必要。](https://dacocha-kagoshima.com/wp-content/uploads/2020/02/tanso-zu_02.jpg)
![ダコニール1000の「萌芽期〜1葉期散布」が効果的!](https://dacocha-kagoshima.com/wp-content/uploads/2020/02/tanso-zu_03.jpg)
![摘採しない三番茶・秋芽](https://dacocha-kagoshima.com/wp-content/uploads/2020/02/tanso-zu_04.jpg)
![重要病害は炭疽病、褐色円星病。越冬葉層の充実が翌春の収量・品質に直結・守るべき葉が多く、防除期間も長い。「翌春一番茶のために体系防除が必要」褐色円星病は新葉を主体に硬化した成葉にも感染。感染期間が非常に長い。体系1回目は残効が長く茶芽のばらつきに強いダコニール1000で防除。](https://dacocha-kagoshima.com/wp-content/uploads/2020/02/tanso-zu_05.jpg)
![お薦めの体系防除!ダコニール1000の「萌芽期〜1葉期散布」+DMI剤の「3〜4葉期散布」(+褐色円星病発生園では出開き後〜硬化初期に追加散布)](https://dacocha-kagoshima.com/wp-content/uploads/2020/02/tanso-zu_06.jpg)
発病条件と被害
- 葉枯れ・落葉・樹勢低下を引き起こす最重要病害。
- 降雨の多い二・三番茶期、秋芽生育期に発生。新芽生育期に降雨が続くと多発。
- 新葉の毛茸より感染し14~20日で発病。感染には10時間以上の濡れ時間が必要。
耕種的防除
- 多発状態の続く園では整枝・剪枝(深刈り等)により伝染源を除去。
- 発生の多い地域では抵抗性品種を選ぶ。
防除時期と注意点
- 二・三番茶/萌芽~1葉期 ◇ 秋芽/萌芽~1葉期 ◇ 秋芽/3~4葉期
- 注意:EBI剤(DMI剤/SBI剤)の治療効果は、剤によって感染後5〜10日程度だが、いずれの薬剤も発病してからでは効果はない。